どうも、ぱっちゃんです。
今回は、「漫画キングダムが面白すぎ!レビューと感想を書いてみた。」です。
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キングダムとは
アメトークなどのテレビ番組でも「キングダム芸人」という企画が組まれるほど、多くの人を虜にしている歴史漫画キングダム。
週間ヤングジャンプで連載中の、史実を元にした歴史長編マンガで、舞台は紀元前245年の中国、日本はまだ弥生時代(石器とか使っている頃ですね)です。
この頃の中国は「秦・魏・趙・斉・楚・韓・燕」の7つの国に分かれていて、それぞれの国が他国と領土を争っていた時代。
主人公は、その7つの国の一つ、「秦」に住む奴隷「信」。
親友の漂と一緒に「天下の大将軍」を夢見て、日々奴隷暮らしの中で剣術を磨いている少年です。
そしてもう一人の主人公が、弟のクーデターによって窮地に追い込まれた秦国の王・「政」。
この二人はクーデターをきっかけに出会い、クーデターでの戦いを通してお互いを認め合い、そしてお互い夢のために協力していきます。
信は志半ばで倒れた親友漂と一緒に見た夢、天下の大将軍への道を目指すため、政は中華統一の実現という夢の為に。
キングダムの見どころ
キングダムには3つの見どころがあります。
- 戦場と政治二つの戦争
- 魅力的な登場人物たち
- 信の立身出世
キングダムは、実質2つの戦いが同時並行するマンガです。
見どころ1
一つ目の戦場は主人公、信が戦う国と国の威信・存亡をかけた軍同士がぶつかり合う戦場。巨大な矛や剣を振るい、己の武威を示す主人公や武将たち。
息をつかせぬ展開、戦場を駆け抜ける緊張感、窮地を切り抜ける爽快感がこの作品の見どころの一つです。
そして2つ目の戦場がもう一人の主人公、秦国の王である「政」が戦う政治の場。
秦国の敵は他の6つの国だけではなく、クーデターを起こした政の弟や、国内で実権を握り国政を乗っ取ろうとする商人、呂不韋。
そんな獅子身中の虫と戦う政。剣こそ振るわないものの、言葉一つ、駆け引き一つで国の命運が決まる政治の場の舌戦も非常に熱くて読んでいて、魂が震えます(笑)
この2つの戦いが交互に、そして時には同時に起こり、その目まぐるしく変わる戦場の緊張感も見どころの一つです。
見どころ2
そして2つ目の見どころがキングダムを彩る個性豊かな登場人物。
まっすぐで熱い主人公・信と、そんな信に惹かれて集まった仲間たち、そしてそんな信と武功を争うライバルはプライドが高く、武に絶対の自信を持つ王賁と能天気な性格ながら将としての才能あふれる蒙恬。
そのほかにも中華最強と言われている将軍がオカマ言葉だったり。人の命を何とも思わないような武将が友軍だったり。
主人公以外のキャラも、それぞれが胸の内に強い思い、信念を秘めて戦場に立っており、その心中も作品の見どころです。
見どころ3
3つ目の見どころは立身出世。軍の中には「階級」があり、その階級によって率いることができる兵の数が決まります。
- 500人将は500人の部隊長
- 三千人将は3,000人の部隊長
- 将軍は1万人以上率いることができる軍の最高位
信は最終目標である将軍を目指しあちこちの戦いで武功(手柄)を立てます。
そして敵の武将を討ち取って武功を立てるたび、一兵卒から将へとどんどん出世します。
そのたびに信の部隊は頼もしい仲間が増え、兵の人数が増え、戦場でさらなる活躍を見せるようになります。
大将軍への道をまっすぐ駆け上がる信の立身出世もワクワクする要素で、一緒に大冒険をしているような感覚になっていきますよ!
キングダムから学ぶ
キングダムはバトルを中心に、頭脳戦や駆け引き、そして人間ドラマといった様々な要素が詰め込まれた内容の濃いマンガです。
その中でも、各キャラクターの目指す志の高さ、熱い想いからは現代社会に失われてしまった、夢や目標に向かう大切さに気付かされる事が多いです。
個人的には「嬴政」の、平和への想いに対する気持ちの強さが好きでカッコイイなと思いますし、自分の夢や目標に対して真っ直ぐ向かっていく姿勢はものすごく学ぶべき所がありました。
今って、夢や目標とか無い人も結構いると思いますが、そういう方はキングダムを読んでみて、一回きりの人生なんですから、やりたいこと、成し遂げたい事を考えてみるのも面白いかなって思います。
どんな人間だって、絶対に心の奥底にには、「こんな事をやってみたい」「こんな夢がある」というのがありますからね!
絵柄は若干むさくるしくて、好き嫌いが分かれるところですが、ハマってしまう人はあまりの面白さに何回も読み返すくらいハマると思いますよ!(笑)
何千文字あっても魅力が語りつくせないマンガで、最新刊まで読むのはなかなか大変ですが、読む価値は絶対にありますので是非読んでみてくださいね!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!
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