どうも、ぱっちゃんです。
今回は、「AmazonFBAへの納品作業マニュアル」についてお教えしていきます。
Amazonに商品を納品する作業を外注する際、外注スタッフに渡すマニュアルの作成は必須です。
特に納品作業はケースバイケースが少ない作業なのでマニュアルがあると、教育時間も減りますし、作業開始後のミスも少なくなります。
今回そんな納品マニュアルひな型を作成しましたので、これを参考に自分の事業に合った内容に変更したり、追加したりして納品マニュアルを作成してみてください。
Contents
納品作業マニュアル
この納品作業は仕入れ先から到着した商品を検品・登録し、AmazonのFBAに送るまでの作業になります。手順はほぼ毎回同一なので、落ち着いて1個1個の作業を行いましょう。
納品作業の手順は以下の8ステップになります。
- 商品到着
- 検品作業
- 清掃
- 商品撮影
- 登録作業
- 発送依頼
- 発送
- 最終確認
順に説明していきます。
商品到着
仕入れ先から商品が到着します。商品が到着したらまずは商品を荷解きし、正しい商品が正しい数量通り着荷しているか確認します。
商品の確認が終わったら商品リストから商品を検索しましょう。商品を検索するときは「Ctrl+F」を押すと検索できます。
検品作業
商品が確認出来たら検品作業に入ります。検品作業とはその名の通り、商品に破損や汚れがないかどうかのチェックです。
チェック項目は以下の4つです。
- 破損
- 付属品の有無
- 動作確認(中古のみ)
- 汚れの有無
破損はその名の通り、商品にダメージがないかどうかのチェックです。仕入れ先から商品を運送する際、ぶつけて箱がへこんでいたりする場合があります。
また、仕入れ先でもともと凹んでいるなどの場合があります。この破損に関してはしっかりとチェックしてください。
付属品もすべてきちんとついているかどうか確認します。パッキングされていて付属品が確認できない物に関してはしなくて大丈夫です。
この確認作業の際に商品を落としたり付属品を紛失しないよう注意が必要です。
最後全体を見て、汚れがないかどうかチェックをします。新品商品の場合は箱の汚れに注意が必要です。不安な点や気になる箇所があればすぐに報告してください。
清掃

次に清掃作業です。先ほどのチェックで見つけた汚れはもちろん、埃なども取り除きましょう。
新品商品でも、店舗で保管中に埃が付着している可能性がありますので、乾いた布で丁寧にふき取るかエアーで吹き飛ばします。
商品撮影

カメラで商品の写真を撮影します。購入率を決める大事な要素ですので適当に撮らず、慎重に撮影してください。撮る箇所は主に5カ所です。
- 正面
- 後ろ
- サイド
- 要注意箇所
- アピールポイント
撮影した写真はボヤけたりぶれたりしていないかどうか、必ずその場で確認してください。あとから撮り直すと商品を並べ直すことになるので大きな時間のロスになります。
要注意箇所は例えばパッケージがへこんでいたり、汚れがある場合です。
アピールポイントはその商品の特徴的な部分を撮影します。例えば家電や機器類ならパッケージに記載されているスペックなどを撮影しましょう。
登録作業
先ほど検索したリストの商品情報をもとにAmazonセラーセントラルにログインし、商品を登録します。

セラーセントラルの「在庫→商品登録」をクリック。
商品名を入れて検索をクリックします。JANコードで入力すると間違いがありません。商品が表示されたら確認をしてください。

出品をクリックし、続いて詳細表示をONにして編集していきます。

- 販売価格
- 在庫
- コンディション
- コンディション説明
上記の項目を入力していきましょう。この作業を商品の数だけ繰り返していきます。
発送依頼
決められた商品登録が終わったら発送依頼をかけます。まずは「在庫」をクリックします。

登録した商品にチェックを入れて「選択中の〇商品を一括変更」をクリックします。
「Amazonから出荷」をクリックします。ラベル印刷クリックまでほぼ「続ける」でOKです。ラベル印刷のファイルをダウンロードします。
納品先ですが、商品や日によって違うので確認してください。納品会社はヤマト運輸を選択します。
最後に「配送ラベル印刷」をクリックしてファイルをダウンロードし、「クリックすると納品を完了します」で終了です。
後は商品を梱包して業者に集荷依頼をかければ準備完了です。
発送
選択した業者が集荷に来るので、登録した商品を渡して発送しましょう。箱や商品を間違えないよう注意が必要です。
最終確認
発送した商品がFBAに到着したら登録した商品のチェックを行いましょう。ここで間違いに気づけば修正することができます。
間違いに気づかずお客様に買われてしまうとアウトなのですぐに行ってください。以上で作業は終了です。
納品作業の注意点
納品作業時の注意点です。気を付ける点は多くありませんが、取り返しがつかなくなることが多いので慎重に作業を行ってください。
- 落下や破損に注意
- 入力間違いに注意
商品を持ったりあちこち確認したりして扱うことが多くなる仕事です。商品を落下させたり、どこかにぶつけてしまうと売り物になりません。
扱いは慎重に行ってください。ただし、ぶつけてしまった、落としてしまった場合は必ず正直に報告してください。
そのまま登録するとクレームにつながりますが、その前に報告してもらえばいくらでもリカバリーできます。
データ入力、特に数量と価格には注意が必要です。極端な例ですが、10,000円を1,000円と入力してしまうと9,000円以上の赤字になります。
セラーセントラルでは価格以外にも様々な入力作業があります。疲れているときや作業の終わり際にミスが出やすくなるので注意しましょう。
まとめ
納品作業マニュアルは他のマニュアルと違い、作業内容がほぼ一本道です。
作業マニュアルを1つ作っておくと外注スタッフに作業を教えるときも理解が早いですし、教えた後も不明な点やミスを少なくすることができます。
いつもやっている作業を落としこむだけなので、作成も難しくありませんが、時間はかかりますので、少しずつやっていきましょう。
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