どうも!ぱっちゃんです!
本日は、せどり・物販ビジネスでの事務所の探し方
借りる方法についてお教えしていきます。
せどりや物販ビジネスをやっている方の多くは
自宅を事務所として兼用しているでしょう。
今はFBAがあるので自宅にそこまで商品
を保管することも少ないですしね。
ですが、事業がある程度の規模になったら
ぜひ事務所を検討してみてください。
事務所を持つことでビジネスに大きなメリット
(と少しのデメリット)をもたらします。
今回はせどり物販ビジネスの事業者のための事務所選びについてです。
事務所を持つことのメリット・デメリットや事務所の探し方を解説します。
Contents
僕の事務所の紹介
僕の事務所は福岡の都心部のど真ん中の場所にあり
駅から3分以内の立地で間取りは2LDKで60平米ほどの広さの
事務所使用にリフォームされたの賃貸物件を使用しています。
部屋が全部で3つほどに分かれているので、
1部屋にPCを4台、もう1部屋が僕のスペース。
最後の1つの部屋を在庫スペース置き場。
という風に使っていますが、結構快適です。
それに加えて家にも作業スペースがあるので
家でも事務所でもシゴトが出来るので
シゴトの環境としてはかなり良い感じに整えられています。
事務所があるメリット
まず、事務所を持つことのメリットから紹介して行きますね。
家と職場を分ける事が出来る
自宅を事務所にしていると楽は楽ですが
やっぱり色々と問題がありますよね?
- 宅配業者が自宅に毎日来る
- 荷物だらけになって家族から白い目で見られる
特に一人暮らしでない場合は家族に
少なからず迷惑をかけてしまいます。
完全在宅で出来る物販ビジネスって言ったって
大量の荷物がいったんは自宅に届きますし、
それを梱包するために時には夜中まで梱包作業をガサゴソやるわけです。
ゴミも出ますし宅配業者が多い時には1日に何回も来ます。
同居している奥さんや家族のストレスは結構なものでしょう。
細かいところで言うと同じく物販ビジネスをやっている
友人は奥さんから「玄関先に表示してある古物商許可プレートが恥ずかしい」
と言われたそうです(笑)
古物商許可プレートってこれです。
古物商許可を受けている人にはおなじみですが、
見たことない人もいるかもしれませんね。
古物商許可を受けたらこのような、
お世辞にもかっこいいとは言えない表札を
玄関の目立つところに掲示しないといけません。
ですが、事務所があればこのようなストレスから
家族を解放してあげることができます。
スタッフを雇いやすい
せどり・物販の規模が大きくなってくると
外注スタッフを雇う必要が出てきます。
自分一人では時間や労働力に限界があるため、
単純作業は外注さんにお願いして規模を拡大するんです。
大きく稼ぐためにはやはりほかの人の力を借りないといけませんが
ですが自宅を事務所にしていると雇いにくいですよね。
これも家族がいたら家族にストレスをかけます。
第三者が毎日自宅に来て作業するんですから。
来られる家族もストレスがたまりますが、
働きに来るスタッフだって気を使いますので
誰もがストレスマックスになる状況です(笑)
1人でも外注さんが来れば問題あると思いますが、
これが2人3人となったら絶対に家族の許可は得られないでしょう。
事務所なら、この問題もクリアです。
何の気兼ねなく スタッフさんに事務所に来てもらうことができます。
ビジネスへの本気度が増す
物理的なメリットのほかにも 精神的なメリットもあります。
例えば事務所を借りると自宅のころはなんとなく
副業の延長線上くらいに感じていた物販が
一気に 「ビジネスっぽく」なります。
もちろんお金を出して借りて、
家賃を払い続ける以上、稼がなくてはなりませんし
稼ぎが悪ければ固定費が増えた分、赤字です。
そうやって自分を追い込むことで
少し大げさではありますが 「背水の陣」を敷くことができるので
ビジネスに対して 一気に気合いが入るでしょう。
ビジネスなのでリスクはありますし、
だからこそリターンが大きいのですからね!
事務所があるデメリット
一方、事務所を借りるデメリットもあります。
初期費用がかかる
大きなデメリットがこの初期費用で
地域にもよりますが、少なくても5万~10~20万はかかります。
もちろん経費にできますし、長い目で見れば事務所を借りることで
将来的に初期費用以上のリターンも期待できるようにはなります。
ですがそれでも最初この時点では単なる「出費」です。
特に小規模~中規模な方にとっては
清水の舞台から飛び降りるような心境でしょうし
金銭的にも精神的にも負担がかかるデメリットです。
とはいえ、ビジネスをするのであればこれが一般的ですし
強い気持ちでビジネスで取り組んでほしいとは思います。
固定費がかかる
事務所は借りたらそこで終わりではありません。
当然家賃や電気水道などの光熱費がかかります。
Wi-Fiのためにインターネット料金もかかりますし
事務所の大きさにもよりますが、
どんなに節約しても月々5万~10万はかかるのです。
この固定費は物販事業の収支がよかろうが悪かろうが必ず毎月かかりますので
文字通り固定費です。
借りた以上、最低でも
「自宅にいた時の収入」+「事務所の固定費」
を稼がないといけません。
もちろんこれでは事務所を借りた意味がないので、
正確には 「事務所の固定費+α」ですね。
家から移動しないといけない
自宅を事務所にしていた時は、
夜遅くまで仕事をして疲れたらその場でごろん。
職場から寝室まで徒歩で数秒、数歩。
起きたら顔を歯を磨くだけで職場に到着!
みたいな生活も可能です。(笑)
ある意味、 「通勤時間ゼロ」の非常に効率的な職場だったわけです。
しかし事務所を借りたら通勤しなければいけませんし
車なり自転車なり、歩きなりして事務所まで行く必要がありますので
スタッフを教育して自動化できるまでは若干大変ですね!
それが終われば、家にいようが、海外にいようが
事務所のスタッフがお仕事を自分の変わりにしてくれる
ので事務所に通勤するいうデメリットはなくなります。
自宅兼事務所と事務所はどちらが良い?
事務所を借りるときに考えるのが 「自宅兼事務所」。
この形式なら先ほどのメリットを享受しつつ
デメリットを小さくできるような気がしますよね。
- 部屋が別だから家族には迷惑が掛からない
- でも職場だから気合は入る
- 自宅+事務所よりは固定費が総合的に安く収まる
こんな感じで良いとこ取りできる。
そんな気がしませんか?
結論から言うと全くお勧めできません。
最初の頃は良いかもしれませんが
あとあと良いとこ取りどころか「悪いとこ取り」になる可能性のほうが高いです。
- 結局宅配や作業、スタッフの音は聞こえる
- 自宅がすぐそこなのでだらける
- 固定費も別にそこまで安くならない
このような「事務所を借りた意味がない」みたいな状態になりやすいです。
よほどいい条件の事務所、例えばビルみたいなものを借りられるならともかく、
1階と2階を分けただけのような自宅兼事務所では
結局自宅を事務所にしている状態とほぼ変わりません。
スペース問題くらいしかクリアできませんので
、 できれば事務所単独で借りたほうがいいでしょう。
通勤の効率や家族との時間を考えるなら
自宅からそう遠くない距離に借りるという方法もありますし
どっちにしてもメリハリがつけられるよう
事務所単独で借りるのがおすすめです。
それに事務所があれば万が一家族と喧嘩した時に
冷静になれる逃げ場所としても機能しますし、
ビジネス仲間が集まってきたりしますので
良い情報も入ってきますからね。
事務所を借りるには?
事務所を借りる方法で最も一般的なのは当然「不動産屋」です。
もちろん友人や知り合いのツテがあればラッキーですが
ほとんどの人はそんなツテはないでしょう。
不動産屋に行くと希望を聞かれます。
その時に 実は選択肢が2つあります。
- 会社用事務所用物件(オフィス)
- 事務所可の賃貸
似ているようですが全く違います。
会社用事務所物件(オフィス)
一般的な 「会社用事務所」として貸出される物件です。
メリットとしては以下の3つです。
- スペースが広め
- 生活スペース(風呂場やキッチン)がなく箱型の作りで事務所として使いやすい
- 基本的に壁紙や床などのカスタマイズが可能
まさしく会社です。

こんなような間取りですね。
作業に適した形のスペースに事業に合わせて
内装などを自由に変えることができます。
ただ、このメリットって、
物販ビジネスではほとんどメリットにならないんですよね。
フロアが広くて荷物が置きやすい、作業がしやすい
くらいしかメリットにならないです。
看板掲げてお客さんが来るわけじゃないですし、
内装をカスタマイズできても誰もみないよ(笑)
って感じです。
しかもメリットがないうえに金銭的に大きなデメリットがあります。
- もともとの家賃が高い
- 保証金が高い
事務所として貸し出しているところは
面積もそれなりに広い代わりに家賃も高めです。
保証金も普通の賃貸が1~3か月分のところ、
事務所は6か月くらいが一般的です。
例として家賃が12万円の事務所を借りると
ざっくりですが、以下のような初期費用が掛かります。
- 保証金 60万円
- 前家賃 12万円
- 仲介手数料 12万円
- 保証会社 12万円
- 火災保険料 2万円
合計98万円。
もちろんこれは単に入居するための費用ですので
実際はほかにもインターネットを引いたり
電話を引いたりと様々なお金がかかります。
使いやすいのは良いんですが、
この初期費用の高さがネックになります。
事務所の賃貸
事務所可の賃貸とは、 「会社の事務所として使える賃貸物件」の事です。
間取りは普通のマンションと変わりませんが
メリットは 「費用が安い」ことが挙げられます。
基本的には住居用賃貸物件なのでそこまで家賃は高くありませんし、
保証金も普通の賃貸物件と同じなので、1~3か月で済みます。
事務所に比べると 初期費用は半分以下、賃料含めた固定費も安くなります。
デメリットは先ほどの事務所の逆で
- 生活スペース(お風呂場やキッチンなど)がある
- 内装などをあまり自由に変えられない
これらのデメリットがありますが、 せどりにはほとんど関係ないですし
中には事務所・SOHO使用にリノベーションされた物件もあります。
普段あまり気にしていない人もいるかもしれませんが、
通常一般的なマンションや賃貸物件の契約書には
「事務所としての利用は禁止」と書いてあることが多いです。
なので厳密にいえば自宅兼物販事務所というのは禁止なのです。
もちろん大家さんの裁量によりますし、
問題さえ起こさなければせどりくらいのひっそりとした事業なら
そこまでうるさく言うところも少ないですけどね。
ですがこのような事務所利用可の賃貸なら
堂々と事務所としての使用が認められます。
結論としては事務所可賃貸がおすすめ
ほかの業種であればまた違った結果になりますが、
物販に関して言えば 事務所利用可賃貸物件がおすすめです。
デメリットがデメリットにならず、
初期費用も固定費も抑えられるといいことづくめですので
最初の事務所は事務所可賃貸びましょう。
そこで事業がうまくいって、資金に更に余裕が出てこれば
会社用の事務所に移動という形でも良いと思います。
というわけで、不動産屋さんに行ったら
「事務所可・SOHO利用可の賃貸物件を探しています」
と相談してみましょう。
借りる際のポイント
借りる物件の大きさは自分の物販の規模や
雇うスタッフの人数によって変わります。
一人でやっていて、 小さい商品がメインの人は1DKくらいあれば十分でしょうけど
大型の商品を扱う人はもう1部屋欲しいです。
仮眠室や簡易生活スペースみたいなものを
設置したい場合も最低限2DKくらいは必要ですよね(笑)
スタッフを2人以上雇うなら
生活スペースや仮眠室なしで1DK~2DKは必要です。
でもこうなると場所によっては事務所よりも高くなる可能性があります。
都内とかでは無理ですが、
地域によっては思い切って「一軒家」を借りてしまう
という方法もありますね。
スペースも広く、駐車場もあって作業もしやすいと思いますが
月商1000万円を超えてくるような場合は変な妥協をせず、
しっかりと設備の整った立地条件の良い事務所を
借りるようにするのが良いと思います。
自分が目指す売り上げの規模だったりによって
大きさは変わってきますので色々考えてみてくださいね。
まとめ
物販ビジネスが軌道に乗ってくると
必ず発生するのがスペースや作業場所の問題です。
月商が小さいうちは自宅の一角を利用したスタイルでもやっていけますが、
そのうち必ず売り上げが頭打ちになります。
ある程度の規模拡大が見えてきたら是非、事務所を借りて
人に任せられる事はどんどん人に任せるようにして
仕組み化を意識しながらビジネスを行うようにしましょう。
生活スペースと職場を切り離すことで
気持ちの切り替えができて気合も入りますし
そこまで大きいスペースが必要なければ
事務所利用可・SOHO利用可という賃貸物件が
費用も抑えられておすすめです。
それでは!
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
コメントを残す