どうも、ぱっちゃんです。
今回は「ヤフーショッピングが強制休店に!?解除や復活に挑戦してみた!」です。
強制休店とは、Amazonでいうアカウント凍結で、規約違反等の理由によりYahoo!ストアで販売ができなくなるペナルティの事です。
Yahoo!ショッピングはもちろん、Amazonも楽天も規約違反をしたり、顧客への対応を間違えると簡単にアカウント停止になります。
こういったアカウントが停止した、復活を試みた、という体験談は貴重だと思いますので、今回恥を忍んで公開することにしました。
アカウント停止を受ける方は、そう多くはないと思いますが、もしもの時のためにこういう情報は知っておいてほしいと思いますのでシェアしていきます。
Contents
ヤフーショッピングが強制休店になりました(笑)
以前、Yahoo!ショッピングで多くの商品を扱っていた時のこと。数日前からYahoo!ショッピングの新規注文がぱたりと途絶えました。
もちろん商売なので売り上げの波はありますが、数日間1件も注文が入らないのは異常です。
不審に思ってYahoo!のストアクリエイターにログインするとページ上部に赤い警告文字が。
「強制休店中は一時情報の中でステータスを一時休店にした際~」といった普段表示されないアラートです。
「強制休店中」という見慣れない文字。これはおかしいと思いスマホから自分のYahoo!ショッピングの店舗を見てみました。

「ただいま休店中です」僕のストアにはこのようなメッセージが出て、商品が販売できない状態になっていました。
慌ててストアクリエイターの設定を見るも休店設定した覚えはありません。アカウントの乗っ取りも頭をよぎりましたがそれもなさそうです。
色々調べてみましたが、特に異常は見られず。
最終的に判明した休店の理由は、Yahoo!ショッピングから事前に警告メールが送られてきていたのに対して、僕が返信しなかったので、強制休店になったようなのです。
メールをよくよくチェックすると、なんと「迷惑メールフォルダ」に確かにYahoo!ショッピングからのメールが。
今はわかりませんが、一時期Yahoo!ショッピングのメールは、よく迷惑メール扱いにされて、普通に届かないことが多かったんです。
この時も迷惑メールフォルダに自動的に入っていたため通知が届かず、他の迷惑メールに埋もれていました。これが休店になった経緯です。
警告メールが来た理由は詳しくわかりませんが、どうやらメールの内容を見る限り、お客様の一人がYahoo!運営側に僕のストアを通報したようです。
送った商品に不備があって、不満を持たれていたのではないかと推測しています。
顧客からの通報の他にもYahoo!ショッピングの規約違反を行うと、Yahoo!から警告メールが来ます。

Yahoo!グループ各種利用・運用規約
https://business-ec.yahoo.co.jp/regulation/
Yahoo!運営の定期的なチェックで、その規約のどれかに違反した疑いがかかった、もしくはお客様が当ストアに対して何かしらの通報を行った。
このような理由でメールが送られてきます。他の方の情報を確認してみると、顧客とのトラブルで通報される事案が多いようです。
Yahoo!ショッピングはまず、通報やパトロールで怪しい事案が見つかったストアに対して警告メールを送ります。
そこで誠意ある対応(返信など)を行わないと強制休店、もしくは強制退店させる、という仕組みになっています。
強制休店の解除や復活が出来るか挑戦
このままでは収入のメインの一つであるお店がつぶれてしまうため、何とか復活を試みないといけません。

幸い、ストアの完全契約解除である「強制退店」(絶対復活できない)ではありません。強制休店ならストアの一時停止なので解除・復活の可能性が残っています。
僕はあわててメールを隅から隅までチェック。迷惑メールに入っていたYahoo!ショッピングのメールの内容を要約すると以下の内容になります。
- 問題があったので確認のために連絡した
- 〇月〇日までに返信しないと強制休店させる
この「〇〇までに返信しないと強制休店させる」に対応しなかったため本当に強制休店にさせられた、という経緯です。
そこでまずはこのメールに対して以下の内容で返信しました。
- 迷惑メールに入っていて気付かなかった旨
- それに対する謝罪
- 今後疑われるような行為を一切しない誓約
とにかくこちらが悪いので、精一杯誠意をもってメールを返信。
するとYahoo!ショッピングから「追って通知するのでお待ちください」という内容のメールが返ってきました。(やはり迷惑メールフォルダに入りました)
そこで待っている間、Yahoo!ショッピングからのメールがちゃんと届くようにフィルタ設定をし、ひたすら待ち。
この間、収入の柱であるYahoo!ショッピングからの収入は停止。ですが、他にもAmazonやebayの収入があったので特に問題はなかったのですが。
やはりプラットフォームを利用する以上、複数店舗への併売を行って、リスク管理をするのは大事だと実感しました。
1つのプラットフォームに頼り切っていると、そのプラットフォームで今回のような問題が起きた時収入が0になってしまいますからね。
その後ですが、なんとYahoo!ショッピングから書類(誓約書)が事務所に届きました。そこに同意・署名して送り返すことで休店は解除されました。
ヤフーショッピングの対応
今回の件で分かったことは以下の3つ。
- ストア側は圧倒的に立場が弱い
- 休店から復活は一発目は出来る
- リスク分散は大事
まず、Amazonもそうですが、基本的にモール側は購入ユーザー至上主義です。購入ユーザーからクレームが入ったらすぐ警告です。
Yahoo!ショッピングも「とにかく誠意をもってお客様に対応してください。でなきゃ休店させます」この一点張りです。
もちろん購入ユーザーを大事にすること自体は間違っていませんが、あまりにストア側に不利なシステムです。
どんなにお客様側で理不尽な要求があってもそこでトラブルになった場合Yahoo!側は対応してくれません。

こちらに非がなくても、最終的にお客様が通報すれば、こちらの責任にされてしまうこともあります。
今回僕は復活できましたが、休店させられてから、謝っても対策をとっても結局休店解除されなかった、という方もいるようです。。
まとめ
Yahoo!ショッピングを始め、各ECモールでアカウント停止や休店は、ある日いきなりやってきます。気が付いたらストアが停止してしまいます。
Yahoo!ショッピングはそれでも親切で、大体のケースでは事前に警告メールを送ってくれますので、メールが届いたら迅速に返信して対応しましょう。
ただし、迷惑メールフォルダに入ってしまうと通知されないので気づきません。そうならないよう、メール設定で確実に受け取れる設定に、今すぐ変えておいてください。
休店させられてしまったら、「即返信」「とにかく謝罪」この2つが大事です。
一番いいのは強制休店にならないよう普段から気を付けておくことです。お客様への対応や、規約等には十分注意し、アカウントを守りましょう。
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